スポーツ

【大荒れ注意】堀内恒夫が不満ブチまけ!長嶋政権「最下位で10勝18敗」最多敗戦投手になった「悲劇の原因」

 今季の巨人は3年連続でV逸し、2年連続のBクラス危機に足を突っ込んでいる。翻って長嶋茂雄第一次政権の1年目は、球団史上初の最下位。その時の落胆ぶりを回想したのが、V9時代を支えたエース・堀内恒夫氏だ。

 野球解説者・江本孟紀氏のYouTubeチャンネル〈エモやんの、人生ふらーりツマミグイ「江本孟紀」〉に登場すると、まずは、

「グラウンド行きたくなかったもん。一つ勝ったら三つ負ける。俺、お陰さんで巨人の最多敗戦だよ」

 堀内氏はこの年、10勝18敗の成績だった。シーズン18敗は巨人史上最多タイ記録。堀本律雄氏も1960年に18敗しているが、勝ち星は29勝を数え、最多勝と沢村賞にも輝いている。同じ負け数でも、意味が大きく異なるのだ。

 1974年にV逸した巨人は、V9時代が終焉した。そして翌年の最下位。

江本「あれは何が悪かったの?」

堀内「V9の出がらしばっかだもん。それでN(長嶋茂雄)がいないんだから。監督だから。王(貞治)さんもケガした。誰もいないのよ。勝てるわけがない。俺も投げるのイヤだった」

 なんとも悲惨な状況が目に浮かんでくるのだ。ベテランのスポーツライターが、1975年の巨人を振り返る。

「4月から毎月終了時の順位が全て最下位。ある意味、完全敗北です。王さんはキャンプ中に足を故障して出遅れ、連続本塁打王記録が13回でストップしました。ミスターが抜けて、王さんに対戦投手のマークが集中したこともあったでしょう。それでも33本打っているのだから、大したものですが。この年、王さん以外に20本塁打以上の野手はおらず、打率3割超えもゼロだった。堀内氏は18敗してはいるものの、10勝を挙げた投手は彼だけです」

 堀内氏はこの年を、ひと言でこうまとめた。

「悲劇だね」

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」