来季、巨人の戦力構想から外れたことが分かった中島宏之。
中島は今季わずか8試合の出場で、打率2割7分8厘、本塁打、打点共に0(10日3日終了時点)。通算安打は1928本で、2000本まではあと72本に迫っているが、来季は別のチームで出場機会を模索することになるだろう。
スポーツライターが語る。
「巨人は秋広優人や門脇誠など若手の切り替えの真っ最中で、41歳の中島の出番はありませんでした。今季の推定年俸は5000万円ですが、2000万程度ならば獲得したいというチームはあるでしょうね。ケガを抱えているわけでもなく、得点圏打率は5割と勝負強いだけに、右の代打が欲しいDeNAなどは有力候補。また古巣の西武が最後の面倒を見るとの話もあります。もっとも、セ・リーグとなると起用するとしても代打専門になってしまうことから、2000本を達成できるかは微妙になってしまう。その面ではDHがある西武がピッタリかもしれません」
年齢的にフル稼働はかなり厳しいものの、出場すればそれなりの数字を残すことができるだろう。
「本人も、ここまで来たら2000本はなんとしてでも達成したいでしょうね」(前出・スポーツライター)
来季のベテランの活躍に期待したい。
(ケン高田)