巨人から戦力外通告を受けた井納翔一が12月16日に投稿したツイートに、口あんぐりだ。
井納は20年のオフにFA権を行使して、DeNAから巨人に移籍。先発陣の一角を期待されたが、特に大きなケガはなかったものの、2年間で1軍登板はたった12試合。1勝1敗、防御率8.10とまったく振るわないまま、クビになった。
しかしその後、現役続行の意欲を見せて他球団からの誘いを待ったものの動きはなく、11月には「今シーズンはいい状態で投げられていた。ケガもなく状態もいいのに手を引いちゃいけない」との思いで、トライアウトに参加。だが、新天地は決まらなかった。
そんな状況下、井納は「ホテル・ザ・ノットヨコハマ」で、12月27にトークショーを開催すると明かしたのだ。「参加者の皆さまと楽しい時間を過ごせるように準備していきます!」などとヤル気満々のコメントを発している。スポーツ紙デスクは苦笑しきりで、
「ツッコミどころが多すぎて、戸惑います。現役を諦めた話は聞こえてこないだけに、崖っぷちの状態でトークショーなどやっている場合なのか、と。しかも中2週間もない告知では、あまりに急すぎる。事情はわかりませんが、急きょ誰かの代わりに駆り出されのかと思ってしまいます。会場についても、巨人を退団した後に古巣の本拠地・横浜で開催という点が、なにやらDeNAへの未練さえ感じさせる。いずれにせよ、理解に苦しむこの時期のトークショー開催は、さすが宇宙人・井納といったところでしょうか」
トークショーの参加料金は、2時間税込み5000円で、直筆サインのプレゼントがあるらしい。定員150人を満たせるのか心配だ。