スポーツ

岡本和真「3度目の本塁打王」でも物言いがつく「原政権を終わらせた」終盤のダメっぷり

 監督の電撃交代を10月4日の最終戦で発表した巨人は、屈辱の2年連続Bクラスに終わった。その中で明るい材料といえば、岡本和真が2年ぶり3度目となる本塁打王のタイトルを取ったことだろう。しかも自身のキャリアハイとなる41本。とはいえ、Aクラス入りにチームが必死だったシーズン終盤の不調はいかがなものか。

 こと9月25日のDeNA戦では2三振を喫するなど3打数無安打に終わり、0-1で巨人は敗戦。自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅した。振り返れば、9月17日のヤクルト戦で41号ソロを放ったのを最後に、11戦46打席連続ノーアーチ。今季最終戦の対DeNAでも3打数無安打で、6戦25打数無安打と精彩を欠き、シーズンを終えた。

 高橋由伸氏など球界OBが選考委員を務める「JERAセ・リーグAWARD」で、12本塁打を放った「8月度」に選出された岡本。スポーツ報知のYouTubeチャンネル〈報知プロ野球チャンネル〉で、表彰式とインタビューの模様が公開された。そこで岡本の口から再三出た言葉は「集中」だった。

 高橋氏から今季、調子の波が少ない要因を問われると、

「今年に関しては1打席の集中というのは、しっかりとできていると思いますし、悪いなりにも食らいついてというか、なんとか形になってるのかなと思います」

 そして4番として初本塁打を放った2018年の打席を振り返ると、

「絶対、今日は打つぞと思ってましたね。4番になった時だったんで、今日打たないと、ちょっとなんか…。集中はしましたね」

 さらに、今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で得た教訓として、

「打席の集中というか、1球1打席の大切さというのはあらためて感じたので、こういう感じで集中してやってたらっていうのをイメージして」

 WBCからシーズン中盤まで好不調の波が少なく打席に立っていた岡本だが、終盤にきて集中力を欠いたとなれば、単なるガス欠だったのか…。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論