11月2日から投手は筑後市HAWKSベースボールパーク筑後、野手は宮崎市生目の杜運動公園で秋季キャンプ中の福岡ソフトバンクホークス。しかし、主力の柳田悠岐は参加しない一方、競走馬にハマりまくっているようだ。
柳田は今年7月、北海道で行われたセレクションセールで3頭を約1億円で落札し馬主に。10月末から北海道の競走馬牧場を訪れ、コントレイルやオルフェーヴル、ルーラーシップ、サトノクラウンといった名馬たちと対面。11月8日にはG1を6勝したキタサンブラックとの記念写真をインスタグラムで公開している。
柳田が競走馬との写真を公開したのは10月29日が最初。もし11月8日まで滞在していたとすれば、1週間半もの間、競走馬に費やしたことになる。
「秋季キャンプは主に若手を鍛えるのが目的とはいえ、仲間たちが必死に汗を流している時に競走馬に夢中になり過ぎるのはどうなのか。ソフトバンクは今季約80億円もかけて補強したものの3位に終わり、来季は生え抜きの柳田にかかる期待は大きい。本業は何なのかと問い詰めたくなりますね」(球界関係者)
長嶋茂雄氏や落合博満氏しかり、「一流」と言われる選手ほど人前では練習をしなかった。柳田も裏でしっかりトレーニングを積み来季に備えていることを願いたい。
(鈴木誠)