〈主人が5月8日に出て行ったきり、彼とはそれ以来、会っておりません。5月に私の今までの結婚生活がひっくり返り、心が粉々に砕け散った出来事が発覚しました〉
自身のフェイスブックでこう記し、離婚することを報告したのは、ヤクルト、巨人、DeNAで活躍し、現在はBCリーグ群馬でシニアディレクターとなっているアレックス・ラミレスの14歳年上妻である。
今年、群馬ダイヤモンドペガサスに外野手兼任打撃コーチとして入団したラミレスは、家族の病気療養に付き添うため、6月に母国ベネズエラに緊急帰国。7月に復帰したが、9月にはまた帰国していた。そして今季限りで現役を引退。ネット上では野球ファンが「心が砕け散った出来事」について、「女性問題なのか」などと注目を集めているが、スポーツ紙デスクはこう言って首をかしげる。
「現役時代、浮気や女遊びにまつわる噂を聞いたことはありません。巨人時代の09年にはベストファーザー賞を受賞するなど、子供や家族を大切にしていました」
となると、「家族の病気療養に付き添い」が原因なのか‥‥。かつて年俸の多くを、ベネズエラで暮らす100人超の親族に仕送りしていたというラミレス。そんな大きすぎる気遣いが家庭内に亀裂を生んだとすれば、不幸な話である。