マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター・イチロー氏の「人生相談」の回答が注目されている。
イチロー氏はオリックスグループの公式インスタグラム「SMILE ON」の生配信に登場。視聴者から寄せられた仕事・転職・独立、恋愛・結婚・離婚、人間関係など、様々な「大人な悩み事」に対し、イチロー氏ならではの「哲学」で回答した。
寄せられた質問の中には、「高校の同級生に会った。会い始めから1年。男友達を好きになってしまった。言ったら関係が壊れてしまうかもしれない。どう伝えたらいいのか?」といったものもあり、イチロー氏は「友達の感触が続いている。方法は1つ。酒です」と意外な回答を繰り出し、「お酒の席でいい感じになったら『ふり』をする。『付き合ったらいいじゃない』」と提案。仮に相手から「いい関係だったのに」と言われたら、「覚えてない」と酒のせいにできると語った。
イチロー氏は他にも「人の名前が覚えられない時の対応方法」や「デートの誘い方」など様々なお悩みに独自の視点で切り込んだのだが、前述の酒の力を借りるという回答を含め、実はファンウケはイマイチだったようだ。
エンタメ誌ライターが語る。
「『野球以外の話はちょっと浅いな』などと辛辣な意見が相次いでいますね(笑)。もちろん、イチロー氏のアドバイスにはごもっともと思える部分もありますが、単に思いついたことをそのまま口に出している印象で、どれだけ相談者に寄り添っているかは不明。例えば30代になって『結婚しないのか?』とよく聞かれるという女性には、『周りに揺さぶられて欲しくない』とありきたりな解決策を提案し、一部ファンからは『自分は振り子打法で揺れまくってるのに?』などとイジられていました(笑)。まあ、アドバイスの内容よりも、ファンはイチロー氏とやり取りができただけで大満足だったのかもしれませんが」
スーパースターのアドバイスは、ただでさえ一般庶民には届きづらいのかもしれない。
(ケン高田)