スポーツ

佐々木朗希は「15勝してからメジャー行きを訴えるべき」という高木豊の持論

「今シーズン15勝したら行かせてくださいよ、というくらい(球団フロントに)言えばいいのにな」

 野球解説者の高木豊氏がYouTubeチャンネル〈高木豊 Takagi Yutaka〉で自論を展開したのは、突如としてポスティングによるメジャーリーグ行きを主張し始めた、ロッテ・佐々木朗希に対してだった。

 佐々木は現在、22歳。メジャーリーグには国際選手獲得規定(25歳ルール)があるため、高木氏は、

「マイナー契約してお金が動かないとなると、ロッテも考えるよね。佐々木だったら3年後に何百億と入ってくると思う」

 経営者の目線でも球団に理解を示すのだった。吉井理人監督も「自分だったら球団にもうちょっと恩返ししてからでないとダメかな」とコメントし、ダメ出ししている。

 佐々木はこれまで「日本球界の宝」として、登板数などを球団に守られ、育てられてきた。2022年には史上16人目となる完全試合を達成し、この試合でプロ野球新記録かつ世界記録となる13者連続三振も記録した。そして2023年にはワールド・ベースボール・クラシックで大谷翔平、山本由伸らとともに投手陣を引っ張り、日本を優勝に導く活躍を見せている。

 しかし2021年3勝、22年9勝、23年7勝と実働わずか3年で、平凡な成績しか残していない。ロッテはボー・バレンタイン監督の2005年以降、優勝から遠ざかっている。先発ローテーションを守ってタイトルに絡むなどして、吉井監督を胴上げする活躍を見せれば、ファンも球団も納得するかもしれないが…。

 将来的には熾烈な争奪戦が繰り広げられるであろう佐々木に、高木氏は言う。

「それまでケガしないでほしいよな」

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏