雑誌「日経トレンディ」の2015ヒット予測ランキングで第4位に選ばれたことから注目を集め、いま、じわじわと人気上昇中のドリンクが「ライスミルク」だ。
その名の通りお米からできたミルクで、主な原材料は玄米。豆乳、アーモンドミルクに続く「第3の植物性ミルク」として、飲料業界からもアツい視線が送られている。
海外ではすでに定着しているドリンクで、アメリカやヨーロッパはもちろん、南米、アジア各国でも一般的に飲まれているんだとか。日本でも一部愛飲者がいるが、国内生産しているメーカーがほとんどないゆえ、多くはネット通販などで海外から購入しているのが現状。そんななか、国内大手飲料メーカーが2015年の発売に向けて現在、商品開発の最終段階に入っているという。国内メーカーの参入によりコンビニやスーパーなどで手軽に購入できる環境になれば、今後日本でも海外同様に定着するかもしれない。
気になる味はほのかにお米の甘みが感じられ、牛乳や豆乳と比べるとすっきりしていて飲みやすい。栄養面でも植物性なので低カロリー、低脂肪、コレステロールも含んでいない。加えて食物繊維などが多く含まれているため、健康や美容効果も期待できるとか。また、牛乳を飲むとお腹を壊す人や、大豆アレルギーの人には代替食品としても注目されることだろう。
ちなみにジューサーなどを使い、自宅で簡単に作ることもできる。来年を待ちきれないという人は、ネットでレシピを探してみてはどうだろうか。