2月1日のキャンプイン直前、日本ハムに衝撃が走った。主力として期待される清宮幸太郎が左足首を捻挫し、全治5週間の見通しと報じられたからだ。
日本ハムOBの野球解説者・岩本勉氏が1月30日、自身のYouTubeチャンネル〈岩本勉チャンネル〉を更新すると、次のように評した。
「清宮幸ちゃんのケガの情報が入ってきてしまった~。残念や。清宮幸ちゃん、キャンプ前にケガするの、これで何回目やろ。ケガ、体調不良、幾度かあったよね。これは周りから厳しい言葉も与えられますよ。緊張感がないとか、責任感がないとか、これは言われてしまうのよ。僕を含め周りの人たちは、先頭に立ってチームをガンガン引っ張ってくれる存在であると2月1日からワーワー言うて、活気づける一番の火付け役だと期待してたはず…」
愛のあるダメ出しである。
確かに振り返れば、ルーキーイヤーの2018年、1月の合同自主トレで右手母指基節骨を捻挫し、3月のオープン戦期間中には限局性腹膜炎で緊急入院。開幕1軍入りを逃している。
翌2019年は3月3日のDeNAとのオープン戦で、第4打席でファウルを打った際に右手首を痛めて途中交代。右有鈎骨骨折と診断され、ようやく5月に2軍で実践復帰した。
さらに2023年、4月20日のロッテ戦の打席でハーフスイングの際に左脇腹を痛め、登録抹消されている。
オープン戦中盤での清宮の復帰を予想する岩本氏は、
「そこでホームランをガンガンって2、3本打って『遅ればせながら合流いたしました、清宮幸太郎でございます』と。そうやって新聞やネット記事が大いに賑わうような清宮幸ちゃんを作り直してくださいよ」
新庄剛志監督は、
「ケガをしたらテンションも下がるだろうし、置いていくしかない。ありえないでしょ」
と厳しいコメントを残したが、復帰後の清宮には「ありえない」ほどの活躍を期待したい。
(所ひで/ユーチューブライター)