遊び人軍団「ヴェルディ川崎」の中でも、最もモテて夜がお盛んだったとされるサッカー元日本代表の武田修宏氏が、仲間だった前園真聖氏のYouTubeチャンネルで、当時の豪快な遊びっぷりを明らかにした。
2人は1997年にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)でチームメイトに。武田氏の移籍金で前園氏を獲得するという報道もあってお互いに意識しすぎ、1年ほどは話をしたことがなかった。しかし、2人ともなかなか試合に出られず居残り練習をするうちに仲良くなり、前園氏が「いろいろ連れて行ってもらった」という関係に。武田氏が振り返る。
「そういう時代でした。今じゃあ、考えられない。当時、あの六本木の華やかな時代。今のミッドタウンとかとは違う華やかさがあった」
すると前園氏は、武田氏の夜のエピソードを披露。
「武ちん専用のジェルがディスコに置いてあるんですよ。専用のボトルキープみたいな。武ちんが『ゾノ、そろそろジェル』って言って、俺が持っていくとジェルで固めて、そこからもう試合みたいなものなんです」
ディスコではいつもVIPルームに入ったが、そこには少ししかいなかった。フロアが見えず、音楽もあまり聞こえないため、すぐに下に降りて踊っていたのだ。
「みんな目立ちたがり屋。ただ、グラウンドではやることをやっていた。勝たなきゃ怒られるんだから」(武田氏)
夜には遊んでも、サッカーは真剣に取り組んでいたのである。
話が今後のサッカー人生に移ると、武田氏は指導者としてサッカーに恩返しがしたい、そして前園氏のように結婚すると語った。前園氏は2017年に10年間交際したダンサーと結婚したが、武田氏は今も独身。結婚願望はあるそうだが、
「ほとんどピッチに立ってない。いろいろ厳しくなってる。結婚はしたいと思うけど、焦らない。でもさ、最近サッカー選手で離婚している人が多い。慰謝料とかリスクを考えてしまう」
なかなか結婚に踏み切れない気持ちも吐露したのだった。
FWとしてクラブチームで通算142得点を決め、夜のストライカーとしてゴールを重ねてきた武田氏。結婚でもその決定力を発揮できるのか、見ものだ。
(鈴木誠)