女性にとって「体臭」は、デリケートかつ深刻な問題なのだろう。夏場はとりわけ汗のニオイが取り沙汰される季節でもある。
自身の体臭の悩みをぶっちゃけたのは、フリーアナウンサーでタレントの森香澄だった。それは7月12日放送の「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)でのこと。彼女が気にしているのは足が臭いというもので、仕事を終えて帰宅し、あぐらをかいた時に、自分でも信じられないほどの悪臭を放っている、というものだった。実家で飼っている犬は、森の膝に座っても1秒で立ち去ってしまうのだと。
この後、スタジオでは千鳥・ノブが森の足を実際に嗅ぐ流れに。ところが予想に反して全く臭くなかったという、面白味のないオチで終わっていた。
広い芸能界、本当に自身のニオイで困っているタレントは多い。元AKB48・大家志津香は「私は頭も口もワキも足も全部クサい。最悪です。どこかとかじゃない。全部クサい」と豪語。試しにファーストサマーウイカが彼女の頭皮のニオイを嗅ぐと、「あ~っ…」と、気を遣いながらも顔を引きつらせていた。
「同じく元AKB48・川栄李奈も、足のニオイが強烈だとの評判が立ったことがありました。当時、メンバーと一緒にいる時に裸足になっていると、周囲が『なんかクサくない?』と騒然となったそうです。テレビ番組で実際にそのニオイを嗅いだSHELLYが『いや、いや、いや…』と、ある意味、納得していました」(放送作家)
その中で最強と言われているのが、パンサー・尾形貴弘だ。2015年放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「最も足の臭い芸能人」に認定されていた。これは日本一痛い足ツボマッサージで知られるドクターフットの與那嶺茂人氏に聞いて判明したものだった(現在は独立開業)。
與那嶺氏は当時、100人以上の芸能人に足ツボマッサージを行ってきたが、尾形のニオイについて「10回以上、足ツボをしてきているんですけど、毎日クサかったですね。本当に酸っぱいという次元じゃない、本当にもうイヤなニオイですね」と話している。
実はこの話には続きがある。妻の尾形あいのブログによると、自分の足が臭いと全国放送で流れたことを知った尾形はショックのあまり病院へ行き、医師に「お願いします、早急に足の匂いが治る薬をください!」と懇願。インターネットで足のニオイを緩和する薬を購入するなど、必死だったそうだ。
いずれにしても芸能人は特に気を使う部分だろうが、まだ知られていない激クサ芸能人が潜んでいるかもしれない。
(谷本敬)