2023年6月、人気シェフの鳥羽周作氏とのW不倫疑惑が報道され、一斉に世間の非難を浴びた広末涼子。CMや女優としての仕事をすべて降板し、今年2月には26年間在籍した所属事務所フラームを退所すると、個人事務所を設立した。
一方、私生活では昨年7月に夫だったキャンドル・ジュン氏との離婚が成立し、鳥羽氏も11月に離婚していることから、その後、2人の交際は継続していると報じられている。
そんな広末に新たな動きが見られたのは7月16日のことだ。なんと、2日後の18日にファンクラブ(以下、FC)を立ち上げることを発表したのだ。
FCの名前は「NEW FIELD」。広末は「ファンのみなさまに喜んでいただけるファンクラブになるように 準備を進めてまいりますので、今しばらくお待ちください」とメッセージを寄せ、FCの概要を記載した。
FCのコンテンツは、タイムライン投稿、ライブ配信、グループチャットといったもので、会費は3カ月プランが2940円、12カ月プランが1万584円で、7月中に入会すると、早期入会特典として「実物会員証」がプレゼントされるという。だが、世間の反応は冷めきっていると言っていい。
というのも、2月に新事務所設立やインスタグラム開設などの動きを見せた広末だが、ここまで新たな仕事はほぼゼロ状態。しかも、今回の公式HPの更新が4カ月ぶりというから応援していたファンすらほったらかしだった。それが、まさかのFC開設告知とは、疑問の声があふれるのは当然だろう。
広末がなぜこのタイミングでFCを開設したのか。芸能記者が分析する。
「知名度を生かして少しでも収入を得たい。それ以外、考えられないでしょう。広末は昨年の騒動でCMをすべて降板してしまったことで、収入の道はほぼ途絶えてしまっている。間違いなくCMがメインだったはずですからね。しかも、所属事務所も辞めてしまったことで、自分で稼がなくてはなりません。ところが、世間の批判の声はいまだに厳しいまま。マイナーな仕事は声が掛かっている可能性が高いですが、大きな収入となる仕事はスポンサーの意向が強いですから、現状は入らないでしょう。ですから、FCの会費で少しでも実入りを増やしたいのでしょうが…。鳥羽氏との関係が続いていることで、はたしてかつてのファンが快く会費を払うのでしょうか。甚だ疑問です」
FCの価格設定が強気すぎることも、疑問視されている。ファンクラブに詳しいエンタメ誌ライターが説明する。
「現在、人気アイドルでいうと、FCの年会費は5000円以上、1万円未満が圧倒的に多い。超人気者の方がむしろ安めに設定されています。広末FCの年会費はそこから大きくは外れていませんが、1万円を超えていると安いとは思えませんね。べらぼうに高いとは言えませんが、広末の場合はアイドルと違い、何かをリリースしてのイベントがあるわけではなく、発信がどの程度あるのかすら未知数です。特に問題なのは、今の広末に何か未来につながる仕事的なビジョンがあるわけではない。うがった見方をすると、鳥羽氏との再婚までの〝生活費〟稼ぎとすら考えられる。それでも、入会するならほとんどが12カ月プランでしょうから、ファンに年配の男性が多いことで強気に設定したと考えられますね」
もしもFCまで開店休業状態なんてことになれば、広末の芸能人生が本当の崖っぷちに立たされることは間違いない。
(石見剣)