「面識のないアスリートからSNSを通じてDMが届いた」と、バラエティ番組で話す女性芸能人を多く見かける昨今だが、中でもかなりの高頻度で名前が挙げられ、チャラいイメージが定着してしまったのがサッカー選手だ。
これまで暴露した女性芸能人たちをエンタメ誌ライターが振り返る。
「タレントのみちょぱ、ファーストサマーウイカ、井上咲楽、グラビアアイドルの雪平莉左、元HKT48の村重杏奈らがサッカー選手からDMが届いたことを打ち明けています。しかも、ほとんどが有名選手ではなく、一般的には無名に近い選手からのアプローチだと証言していますね。みちょぱは『全然有名じゃない。聞いたこともない。どこのチームだよ』と、20年放送のバラエティ『おかべろ』(カンテレ)で茶化していましたが、同じようにファーストサマーウイカと井上はJ2、J3の無名選手からのDMだったようです」
また最近では、7月12日に放送された「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で、フリーアナウンサーの森香澄がJ2選手からDMが届いたことを暴露している。
とにかく話題になっている、テレビで目立ち始めている、そんなバラエティ系の女性芸能人には、確実に無名サッカー選手から魔の手が忍び寄るようだ。
ちなみに、みちょぱは「気持ち悪い内容」と発言していたが、実際にサッカー選手からのDMを不快に思う女性芸能人は少なくない。この風潮について、サッカー元日本代表の槙野智章氏は昨年、「トークィーンズ」(フジテレビ系)でこう糾弾している。
「中途半端にお金もらって、中途半端に試合出てる人ほど『俺、イケてるだろ』『俺、知ってるだろ』って思ってやってる。恥ずかしくて普通そんなことできないよ」
槙野氏いわく、J1で優勝争いをするようなトッププレーヤーにはSNSで女性芸能人をナンパしているような暇はないというわけだ。前出のエンタメ誌ライターがうなずく。
「槙野氏はサッカー選手からDMが届いた時の対処法として『何契約?』と聞くべきだとアドバイスしていました。そうすると選手は『めっちゃ知ってる。年俸バレる』と引き下がる可能性が高いということです。どうせナンパされるなら、有名で高年俸の選手の方がいいに決まってますからね」
局アナ時代より「年収が数倍上がった」という、飛ぶ鳥を落とす勢いの森がJ2選手の魔の手に落ちるとは到底考えづらい。もし無名サッカー選手からDMが来たら、女性タレントたちは「自分は人気が出てきた」と、芸能界でのバロメーターとして楽しむのが一番の「有効活用」かもしれない。
(本多ヒロシ)