人気シェフの鳥羽周作氏との不倫騒動をきっかけに離婚、今年2月には所属事務所を退所し、個人事務所を設立していた女優の広末涼子が25年ぶりとなるライブを開催すると発表した。
広末がライブを行うのは東京・丸の内のCOTTON CLUBで、12月9日、19・20日の3日間で計5公演を予定しているという。ちなみに、チケット価格は税込み1万2800円だ。
しかし、鳥羽氏との不倫に始まる様々な騒動は広末のイメージをかなり急降下させているだけに、突然のライブ発表にはあまりポジティブな声が聞かれない。週刊誌記者が話す。
「広末と鳥羽氏は双方が離婚しましたが、現在も関係が続行中ということがイメージ回復の邪魔をしています。また、個人事務所を設立しましたが女優としての仕事はなく、先月には年会費1万円を超える強気な価格設定のファンクラブを立ち上げ、資金に困っていることを露呈したと言われています。現在の会員数は700人程度で多いとは言えませんから、ライブコンサートは金策の一環だろうと冷めた反応が多いのです」
ライブに向けて広末は「音楽を通して自分に表現できること。音を介して、喜びや感謝を伝えることができたなら。これまでも、これからも、ありがとうの気持ちを届けたい。このライブで、この全てが実現できることを目指して、夢見て挑みたいと思います。是非、会いに来てください」とメッセージを送った。
COTTON CLUBのキャパはフルで180名。5公演で900人が集まれば、チケットの収益は1000万円を超えるが、はたして満席となるのかどうかは未知数だ。だが、この付け焼刃のようなライブの成否には今後の広末の命運がかかっていると、前出の芸能記者は語る。
「正式に歌手活動をしているわけではありませんから、東京で頻繁にライブを開催するのは現実的ではないでしょう。しかし、今回のCOTTON CLUBで成功すれば、その知名度から他県の大都市でのライブ開催を視野に入れることができます。それ以上に地方をドサ回りするつもりになれば、それなりの収益が見込めるでしょう」
約1時間を予定しているというライブだが、過去のヒット曲を歌うことは間違いない。だが、不倫醜聞後の広末が「MajiでKoiする5秒前」や「大スキ!」を本人はどんな気持ちで歌うのか、聞いてみたいような、あまり聞きたくないような…。
(石見剣)