社会

小学生の母親が大いに嘆く「宿題の量が尋常じゃない」地獄の夏休み「超不公平」実態

 お盆休みが終わり、8月も残りわずかとなった。子供がいる家庭では、残りの夏休みを慌ただしく過ごしていることだろう。

 夏休みには学校の宿題がある。宿題の量は学年ごとに異なるが、昔は

夏休み終盤になってからまとめてやる子供がいた。ところが今は「多すぎて終わらせられない」と嘆いているのが、子供ではなく親。都内の小学校に通う子供を持つ母親の場合はこうだ。

「小学5年生の息子の宿題の量がが尋常じゃないんです。ドリルやプリント、自由研究、読書感想文までは理解できるのですが、それ以外にも調べ学習、読書5冊以上、エッセイの執筆、さらに音楽の授業で演奏する楽器の練習まであります。子供ひとりではとてもこなせないので親が付き添う必要がありますが、我が家は共働き。塾や習い事もあるので、とても夏休み中に終わらせられる気がしません」

 お盆には子供を連れて実家に帰省したが、宿題を持参したため、全くゆっくりできなかったと嘆く。さらに彼女はこう続けた。

「別の小学校に通う友人の子は、自由課題とドリルだけだと聞きました。同じ公立小学校なのに、この不公平さはどうなんでしょう」

 夏休みの宿題の量には特に統一された規定がなく、各学校や担任教師によって異なる場合がある。共働き家庭が増える中、大量の宿題は子供の夏休みを妨げる要因となるばかりか、むしろ親にとっての負担が大きくなっている。

 せっかく夏休みに旅行や外出を計画しても、宿題に追われて家族の思い出を作ることが難しいとは…。

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