今年も真夏の甲子園は熱闘の末に終了した。すでに全国の球児たちは来年に想いを馳せていようが、強豪で鳴らす全国的な常連校でお家騒動が勃発。カリスマ監督が校内不倫に身をやつし、あろうことか捲土重来を期すチームにまで悪影響を及ぼすという、のっぴきならない事態に陥っていた‥‥。
コトが発覚したのは、東海大学菅生高等学校(東京都あきる野市)野球部の在学、OB問わず、複数の保護者からの情報提供だった。
「野球部監督は妻帯者ですが、越境入学者と同じく寮に住み込んでいます。しかし夜な夜な抜け出しては、不倫関係にある(同校在籍の)女性教諭A子の自宅に通っているようです」
「監督が所有する車の車種・ナンバーは野球部の関係者であれば周知されていますが、A子と2人きりで出かける姿を頻繁に目撃されている。地方在住の保護者がオフ日に地元で旅行と思しきツーショットを見たかと思えば、中にはラブホテル街で見かけたとの話まで‥‥」
「A子が部のことにまで口出しするようになって、チームが混乱してしまっていると聞いた」
この春先より、こうした内部告発が相次いだのである。
同校野球部は甲子園に春夏9度出場し、直近では昨年センバツで準々決勝まで駒を進めている強豪だ。2009年より同野球部を率いているのが若林弘泰監督(58)。東海大相模出身の同監督は、東海大、日立製作所を経て、投手として中日に入団を果たした元プロ野球選手でもある。
そして話題の主となった教諭A子はアラフィフ女性。身長こそ高くはないものの、体のラインが浮き出たモデルのようなファッションを好むトランジスタグラマーの美女だ。
健全なる教育現場で、それも全国から多くの生徒を預かる名門野球部を舞台に持ち上がった不倫騒動。穏やかではないが、若林監督は一昨年にも問題を起こしていた。
部員に対してバットのグリップエンドで殴るなどの指導を超えた暴力を働き、被害生徒は退部、及び退学。他2名に対する体罰も発覚し、監督は昨年1月に解任された。同校OBが言う。
「若林監督は暴行容疑で書類送検もされましたが、昨年5月には不起訴処分に。そのタイミングを待つかのように、6月から野球部で指導を再開しています。保護者が署名運動をして、学校に復帰を求めたからです。何だかんだ言っても、保護者にしてみればカリスマ監督。学校は慎重に対応し、正式に監督復帰したのは昨年の秋季大会からでした」
事情を知る高校野球関係者によれば、若林監督とA子の不倫関係は2〜3年に及んでいるという。つまりは、暴力事件を挟んでも関係は継続されてきたということだ。