10月から報道番組「news zero」(日本テレビ系)の火曜日パートナーとして、レギュラー出演することが決定したのが元欅坂46の長濱ねるだ。
長濱の他には(水曜日パートナー)篠原ともえ、(木曜日)野口啓代の出演が決定している。しかし、長濱は昨年6月に金曜パートナーとして1カ月だけ出演した実績はあるが、特に専門的に特化した知識はなく、視聴者と同じ目線でのコメントをするのが関の山という印象なのだ。そんな理由から、長濱のキャスティングに不満の声が一部から上がっているのだが…。
一方で、その長濱が通っていた都内の私立女子高校についてのエピソードを明かし、共演者から驚きの声が上がったのは9月26日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)でのこと。
高校在学中に欅坂46での活動をスタートさせるために、生まれ育った長崎県から上京した長濱だが、編入先の都内の女子校は「トイレでクラシック(音楽)が流れていたり、(手を)乾かすハンドドライヤーみたいなのがあったりとかして…」と、地方の公立高校では考えられない学校環境であったと説明した。
フットボールアワーの後藤輝基は「出るもん出えへんやん」と、トイレでクラシック音楽が流れていることについてツッコミを入れていた。
だが、この長濱の転校事情についてアイドルに詳しいエンタメ誌ライターが話す。
「長濱の編入した女子校(現在は男女共学)は芸能活動を認めています。ですから芸能人のOGが多いのですが、学業優先を条件としているため、勉学と芸能活動の両方に力を入れたいという人にとってはもってこいの環境のようです。しかも長濱は、長崎県の公立高校偏差値トップの進学校に通っていたことが知られていて、高校2年時には同級生と高校生クイズに出場して長崎県大会の決勝まで進んでいる実績があるほどです」
坂道グループのOGの優等生メンバーといえば、全人口の内、上位2%のIQの持ち主だけが入れる国際的な高IQグループ「MENSA」の会員でもある、元日向坂46の影山優佳が真っ先に思い浮かぶが、
「長濱は欅坂時代のクイズ企画で影山に1点差で敗れましたが、僅差のデッドヒートを繰り広げていました。やはり頭がいいというのは視聴者の総意でしたし、全体的に広い分野で知識を持っているという印象でしたね」(前出・エンタメ誌ライター)
影山といえば、2022年のサッカーW杯カタール大会で豊富なサッカー知識を披露してブレイクしている。それだけに、長濱は「news zero」での頑張り次第で芸能界での活躍の幅がさらに広がりそうな予感はある。
「前回の1カ月の出演では大した評価を得られなかったのが正直なところ。今回は3カ月間の出演ですから、前回の反省も踏まえて上手く立ち回ることが期待できます」(前出・エンタメ誌ライター)
「ダウンタウンDX」では「こういう仕事だといつ仕事がなくなるのか不安」と、芸能活動で生計を立てていくことへの不満を吐露した長濱。
持ち前の頭脳をフル回転させ、影山に続き、ファンが期待する坂道グループが誇る優等生OGとして存在感を示してほしいところだ。
(石田安竹)