初戦・岩田絵里奈アナ(29)、2回戦は水卜麻美アナ(37)と日テレ勢を連続撃破したのがテレ東・田中瞳アナ(28)。しかし、準決勝ではニュース一筋の硬派アナがすっくと立ちはだかった。
〝報道&バラエティー〟の二刀流で破竹の勢いに乗る田中アナ。8月24日放送の「出没! アド街ック天国」では後輩・中原みなみアナ(25)の代打で出演すると、新宿の老舗理容室の「マッカーサーゆかりのマッサージ機」をスタジオで実践。ハンドマッサージ機を両手に装着するや、振動の強さに「うわっ! ビックリした! 止めてください〜」と絶叫。全身をよじらせた色香な表情まで披露したのだ。
女子アナ評論家の川藤慎太郎氏が観戦レポートする。
「レギュラー出演する『モヤモヤさまぁ〜ず2』でバラエティー慣れした田中アナらしい撮れ高のある激しい反応でした。振動するものを手にした時点でどんな反応をすればいいのかをまるっと知り尽くしている。ゲストのミッツ・マングローブから『地声が出たな』と、しっかり突っ込まれていました。さまぁ〜ずに鍛えられた〝リアクション嗅覚〟は今や女子アナ随一と言って過言ではありません」
番組放映の同時刻、田中アナは自身SNSに「本当に偶然なのですが、今日新宿地下街でひとり汗だく迷子になっておりました #アド街」とそつなく投稿。代役出演でもみずからのハプニングを番宣につなげる機転はもはや二刀流超え、トリプル・スリー級の偉業に違いない。
一方、TBS・山本恵里伽アナ(31)は、入社3年後の19年6月から「news23」のサブキャスターに抜擢され、〝局報道の顔〟への道をひた走っている。その後、昨年9月から今年3月末まで「news23」金曜のメインキャスターを務め、今春からは「報道特集」のキャスターに抜擢された。
「なにも報道一筋ばかりではありません。日曜劇場の『小さな巨人』では報道記者役、『日本沈没-希望のひと-』と『DCU』にはニュースキャスター役で出演しています。目鼻立ちのクッキリした小顔の熊本美人はドラマでも十分映えます」(前出・川藤氏)
こちらは「報道&女優」の二刀流で対抗か。その潜在能力はどんなものなのか?
「突出した豊満なバストではなく張りのある美しいバストで推定Cカップ。季節を問わずニット着用での出演が多く、ロケのVTRは縦揺れを拝めるチャンス。肌露出は少ないものの、かつては早朝の情報番組『はやドキ!』の出演時には、朝刊一面の紹介コーナーでヒップの激しい食い込みを連日披露していました。また、昨年3月に写真誌『フラッシュ』でグラビアを公開したが、ホットパンツから大胆に露出させたナマ太ももの透明感は絶品でした」(前出・川藤氏)
この山本アナが、テレビでは窺い知れない素顔をのぞかせるのがラジオ番組だ。
「アシスタントを務める『爆笑問題の日曜サンデー』では太田光に『エリカ様』呼ばわりされ、ハイテンションな一面をのぞかせています。また、8月末には早朝の『森本毅郎・スタンバイ!』に代役出演した際には、報道仕様の低い声でMCを果たし、リスナーをうならせていました」
こちらも代役でもパーフェクト。好感度の高いリアクション芸が強みの田中アナ。片や、冷静で知力の高いSっ気を感じる山本アナ、まさに甲乙つけがたい名勝負となった。
かくなる上は、女子アナに一家言のある芸能評論家・佐々木博之氏に断を下していただこう。
「アナウンサーとしての実力は、実績のある山本アナが上かもしれない。一方、田中アナは美人というより愛嬌がある顔だが、他の女子アナではプライドが邪魔してできない色香を持ち合わせている。アナウンサーにしておくにはもったいない! フリーになっても大成功するはず」
フリー素質まで兼備していたとは!! 底知らずの能力を秘めた田中アナが僅差で決勝進出へ!