スポーツ

「やはりいなかったか…」ワールドシリーズ解説者に名前がない「反大谷翔平」の世界一投手

 ドジャースとヤンキースがぶつかるワールドシリーズが、いよいよ10月26日(日本時間)に開幕する。今年はロサンゼルスとニューヨークに本拠地を置く東西の人気チーム同士、43年ぶりの頂上決戦とあって、これまでにないほどの盛り上がりを見せている。

 地上波テレビの大リーグ中継は、NHKと民放が交互にワールドシリーズとオールスターゲームの放送権を持っており、今年はNHKがオールスターを放送。ワールドシリーズはフジテレビが放送することになった。フジテレビは、民放持ち回りの順番がたまたま当たって超ラッキー。近年、低視聴率にあえぐ中での地上波生放送に、フジテレビ関係者は「視聴率アップの起爆剤にしたい」と早くも鼻息が荒い。

 そんな中、第1戦から第7戦までのタイムスケジュールと解説者が発表され、その顔ぶれを見た野球ファンからは「やはりいなかったか…」という声が。

 解説者に名を連ねたのは青木宣親氏、古田敦也氏、福留孝介氏、谷繁元信氏、五十嵐亮太氏、川上憲伸氏、斎藤隆氏、鳥谷敬氏で、メジャー経験者を含め、いずれも現役時代に名を馳せた人物ばかり。一方で、日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成し、ワールドシリーズで胴上げ投手にもなった上原浩治氏の名前は見当たらない。

「やっぱりね。大谷に否定的な人は呼ばれない」

「五十嵐のポジションは、本来であれば上原じゃないのか」

「WBCの上原を見てたらわかる。当然だろうね」

 これが野球ファンの見解のようだ。

 現役時代、新人王や投手四冠、名球会入りを果たした上原氏は、誰もが認める紛れもない名投手。ところが解説者になってからは世界的スターの大谷に対し、否定的な意見ばかりが目立つことから、ファンの間で「大谷に嫉妬しているのではないか」との邪推が出ることに。

 事実、2023年のWBC決勝「日本×アメリカ」では、大谷がマイク・トラウトから三振を奪い、優勝を決めたそのシーンでなぜか無言を貫き、無邪気に大ハシャギする槙原寛己氏との「温度差」が際立った。

 上原氏は自身のYouTubeチャンネルやブログで、大谷への悪い感情を否定しているものの、ファンに植え付けられた印象は、いまだ消えていない。

 いまや日本中が、ワールドシリーズという大舞台で躍動する大谷の姿を楽しみにしている。そんな場面で「リアルミュート上原」が発動されようものなら、興ざめなのは言うまでもないだろう。

 フジテレビが上原氏を解説に呼ばなかったのは、視聴率アップに水を差されたくなかったから…というのは少々考えすぎだろうか。

(ケン高田)

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