芸能

「ちはやふる」続編ドラマ化決定も「日本テレビの漫画原作イジリ」に拒否反応が

 競技かるたをテーマに、広瀬すずが主演した映画「ちはやふる」がキャストを一新し、7月期の日本テレビ系連続ドラマとして帰ってくる。

 映画は広瀬のほかに野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、松岡茉優といったキャスト陣で2016年と2018年に計3作品が公開されたが、ドラマでは映画の10年後の世界を描いたものになるという。原作ファンからは日本テレビのドラマということで、不安の声が上がっている。

 なにしろ日本テレビは漫画家・芦原妃名子氏の原作で2023年10月期に放送された「セクシー田中さん」の脚本をめぐり、原作者と脚本家の間で騒動が勃発。原作者が自死する最悪の結果を招いた。

 以降、漫画ファンの間では日本テレビでのドラマ化に拒否反応が起きているという。テレビ関係者が眉をひそめて言う。

「原作者の中には日テレでのドラマ化ではなく、別のテレビ局や配信などで、改めてドラマ化を検討する動きも出ていますからね。原作ファンから懸念の声が上がるのは仕方がない」

 漫画家の末次由紀氏による「ちはやふる」原作は、2022年に終了。2023年12月からは続編となる「ちはやふる plus きみがため」が連載中だが、ドラマでは漫画版とは違う完全オリジナルとなる点も、原作ファンの不安を増幅させる要因となっている。ドラマ関係者が言う。

「日テレ以外の局でやってくれという声はありますが、そもそも映画版の製作委員会は日テレが中心でしたからね。ドラマ版を日テレ以外で、というのは難しい。ただ、原作の続編が連載中なのに、それとは別のオリジナル作というのが、ファンにとっては素直に喜べない部分。末次氏がプロット段階から脚本に関わっているということで、納得のいく内容になっていることを願いたいですね」

 いったいどのような脚本になるのか。その結果いかんでは、日本テレビにおける漫画原作のドラマ化のイメージが今後、大きく変わることになる。

(石見剣)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
茫然自失の10失点で2軍落ちの巨人・戸郷翔征…原因はダルビッシュ直伝「ダルスラ」の投げすぎ
2
たらい回し指導の末に2軍落ち…石川昂弥の才能を伸ばせない中日ドラゴンズ「育成プランなし」
3
阪神球団に爆弾を投下する佐藤輝明「本塁打王になったら無理難題が…」
4
オイオイどの口が言うのか!聞いてアキレる三浦瑠麗の「フジテレビ報道への提言」
5
ドツボにハマッた中日・高橋宏斗「17回で11失点」メジャーリーグの評価が下がる大ピンチ到来