タレントでモデルのローラが3月1日、自身のオフィシャルブログで一週間に及ぶ「断食ダイエット」が終了したことを報告。その効果について語り、話題となっている。
ローラが実践した断食ダイエットは、アン・ハサウェイ、マドンナといったハリウッドやニューヨークのセレブ、国内では道端ジェシカなどの人気モデルが実践している「ジュースクレンズ」という方法。簡単に言えば、果物や野菜の100%ジュースを食事代わりに飲むというものだ。
元々は体内に溜まった毒素を排出させるためのデトックスの一種で、クレンズとは“洗浄”という意味。しかし、食事代わりに実践することで体重も減るため、ダイエット法にいいと、取り入れる人も最近は増えている。
材料はキャベツやほうれん草、リンゴやレモンなど自分が好きなものでOK。ここまで書くと「流行りのスムージーと同じでは?」と思う人もいるだろうが、大きな違いはミックス方法にある。
ジュースクレンズで飲む野菜や果物類は、熱による栄養素や酵素の変化を防ぐため、低速回転でかくはんして圧力をかけ、絞り出す手法をとる。これをコールドプレス製法といい、少々手間はかかるが、素材本来の旨みや栄養素を丸ごと抽出できると言われているのだ。しかし、ダイエットに詳しいフィットネス・ライターはこう注意を促す。
「体重が減るのはもちろん、人によっては肌もキレイになるといいます。ただし、これをいきなり一週間も続けるのはやや危険。タンパク質などの必要な他の栄養素が不足するからです。まずは長くて3日程度にとどめ、その間、体調の変化を注意深く観察しながら進めていく方がいいでしょう」
前述したとおり、本来は一時的に体内をきれいにすることが目的の行為。過剰に行うと、リバウンドや体調を崩すことがあるので、くれぐれも注意したい。