この電撃退社の背景には、中川アナにとって崖っぷちの実情があったという。NHK関係者によれば、
「自身のインスタグラムで体のラインを強調した衣装の画像を連投しているほか、民放の人気女子アナとのツーショット写真で仲よしアピールをするなど、中川は〝NHKらしからぬ女子アナ〟の代表格です。ファンサービスと言ってしまえばそれまでですが、局内で彼女の派手な立ち居振る舞いに眉をひそめる見方が少なからずあったんです」
お堅いNHKでの居心地の悪さに加えて、退社の決め手となったのが「異動指令」だったようだ。
「実は中川はスポーツ担当から離れたがっていたんです。本人は『東京放送局でバラエティー番組を担当したい』との希望を出していたのですが、『サンデースポーツ』の継続を言い渡されて『はぁ‥‥』と生返事したとか。ほどなく局上層部が大阪放送局への異動を決断し、全国ネットの報道番組のキャスターとして起用することを内示していたのですが、当の本人は『都落ちはイヤ!』とこれを完全拒否。すぐさま退社を決断したというわけです。結果、彼女の代わりに大阪へ飛ぶ局員も出てくるわけで、いい辞め方ではありませんでしたね」(NHK関係者)
おかげで、NHK内部では彼女の今後の活躍を疑問視する声まで上がっているという。
「派手さがウケていたのはあくまでNHKにいたからこそ。制作費が年々削られている民放で生き残るには、バラエティー番組で気の利いた発言をするだけでなく、セクシーさを売りにするしかない。しかも、局内では彼女のアナウンス技術は評価されておらず、先輩アナウンサーの中に『中川は5年で消える』と断言する人もいます」(NHK関係者)
立つ鳥跡を濁さずと言うが、こうした悪目立ちは今後に影響しそうだ。
それでもフリー転身を決めた背景には民放キー局の看板アナの存在があった。民放プロデューサーが話を引き取る。
「中川アナは日本テレビ・岩田絵里奈アナ(29)と慶應義塾大時代から親しい間柄で、2人は女子アナになってからも会食を重ねている。岩田アナから紹介された日テレ関連のスタッフも多いとのことで、着実に民放の人脈を築いていたことがフリー転身の決断に結びついたことは間違いないでしょう。独立後は日テレをメインに活動するのではとの見方も出ています」
丸山氏は「中川アナにとって、同じく元NHKの神田愛花(44)が最初に乗り越えなければいけない壁になる」と指摘する。
「中川アナはスポーツ番組や情報番組などNHKでは柔らかめの番組を担当することが多かったので、フリー転向後もバラエティー色のある番組オファーが多くなるはず。進行だけではなく共演者とのトークや掛け合いもこなせる神田のような実力が求められます。彼女は10歳から4年間、プエルトリコに住んでいた『ラテン気質』の持ち主で、『ネアカキャラ』としても神田アナと丸かぶり。抜群のボディラインから〝NHKの峰不二子〟と呼ばれたセクシーさで勝ちきるところを見たいものです」
ラテンのノリと、ナイスバディで、先輩アナを駆逐するか!?