7月から放送が開始される月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ系)のヒロインを、女優の本田翼が演じることがわかった。この起用に関して、早くも一部からは「視聴率1ケタの危機」との声があがっているようだ。
「本田は過去、『ショムニ2013』(フジテレビ系)に出演した際、ネットでは演技の拙さが話題となりました。また現場でもNGが多く、台詞を覚えてこないなどで共演者である江角マキコからは強烈なダメ出しを受けたとも言われています。しかしその後も一向に演技力は向上せず、昨年、彼女が主演を務めた映画『アオハライド』では棒読みとの評価が殺到。また現在放送中の『ヤメゴク』でも演技のワンパターンさが視聴者から指摘されています」(テレビ誌記者)
ドラマ界では視聴率1ケタ作品が乱立する中、最近の月9はかろうじて2ケタをキープし、低迷が叫ばれるフジテレビにとって数少ない好調な枠である。だが、夏から放送が始まる「恋仲」は出演者以外にも、低視聴率となる可能性があると記者は指摘する。
「近年の月9の『デート~恋とはどんなものかしら~』では『リーガル・ハイ』などのヒット作を手がけた古沢良太が脚本を務め、現在放送中の『ようこそ、わが家』は『半沢直樹』などの人気作家・池井戸潤の原作をドラマ化するなど、強力なバックボーンが作品の人気を支えていました。しかし次の月9はオリジナル作品で、脚本家にも大きな実績はまだない。そのため初回は役者の力が重要となりますが、まだまだ若手である主演・福士蒼汰とヒロイン・本田翼のコンビでは引きが少なく、1ケタスタートも十分考えられる」(前出・テレビ誌記者)
放送前から大惨事の予感がする「恋仲」。本田はこのまま低視聴率女王となって爆死してしまうのだろうか。