芸能

有村架純が7月主演映画で大胆演技を見せる!「原作に過激な描写は少ないが…」

20150730c

 さて、映画の内容に戻れば、有村扮する夏美は、無邪気で陽気な性格として描かれるが、男を無意識に惑わすシーンも多い。これに関連して、映画の重要なアイテムとなるバイクが登場する。夏美は排気量400ccのバイクを愛用しており、慎吾をバイクのタンデムシートに乗せるシーンが何度も登場するのだ。原作で、こんなシーンが出てくる。

〈頼りないほどに華奢な夏美の腰にしがみつく。そして、いつも言われているとおり、両膝で彼女の小さなお尻をぎゅっと挟み込んだ〉

 夏美は、慎吾の下腹部をお尻に当てるように指示し、そして飛ばしまくるのだ。

 そんな夏美の“本領”は、前述の山奥の「離れ」で発揮される。物置同然になっていたその建物で「短期集中同棲」するために、掃除を終わったあとに、汗まみれになった夏美がこう言い放つ。

「うわぁ‥‥。ついに終わったかぁ‥‥。めっちゃ疲れたけど、わたしたちの夏季限定の愛の巣、完成だぁ」

 そう言ってはしゃぐ夏美の頬に慎吾が両手を添え、人目がないのをいいことにキスを交わす‥‥。

「原作では、ここで場面が切り替わり、離れを貸してくれた老母子に『作業』の終了を伝える場面に変わる。キスをする際に相手の首に両腕を回すなど非常に積極的な女の子として描かれていますから、このあたりで、廣木監督の濃厚な濡れ場の演出があるはずですよ」(映画記者)

 他にも、露天風呂に入り、仕切り越しに2人が甘い言葉を交わすシーンがある。原作では、この山奥での1カ月の間に、夏美は、慎吾に写真を撮られる日々を過ごしながら、離れを貸してくれた老母子の「哀しい過去」を知っていく。

 やがて夏が終わり、時が過ぎ、2年が経過したラストシーンが、冒頭で描写したシーン。老母子の母親が亡くなっていたことを知り、その墓前で、夏美が妊娠を告白するのである。ひと夏の同棲から、ずっと身体を交じり合わせ続けてきた成果を恥ずかしそうに明かすシーン。映画となれば、その証左となるべきシーンが「濡れ場の匠」の手で、挿入される余地が存分にあるというストーリー展開なのだ。

 また、原作では、物語上、夏美の幼稚園教諭姿、ライダースーツ姿、浴衣、割烹着、喪服姿が描写される。映画では、有村のこんな服装の変化も楽しめそうだ。もちろん慎吾とは何度も熱いキスを交わす場面もあるが、直接的なセックス描写はない。が、映画評論家・秋本氏はこう期待を込める。

「実は、原作に濡れ場があるものほど映画でカットされることが多い。今回は逆に濡れ場がなく、見せ場を作らなくてはならない。だからこそ過激かつ大胆な表現に取り組めるのではないでしょうか。有村自身も20代後半に大人の女優として生き残るため、このあたりで濡れ場に挑戦する『通過儀礼』が必要でしょう。まだ残る美少女の面影を吹っ切る勢いで、大胆にやってほしいですね」

 映画記者によれば、「この進捗状況だと公開は来春ぐらいではないかと思います」というこの作品。有村の一皮も二皮も剥けた「艶技」が今から待ち遠しい。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論