8月22日、長渕剛が富士山麓で10万人を集めてオールナイト・ライヴを開催する。
これに先立ち、長渕は珍しく多数のテレビ番組に出演しプロモーションを敢行。くりぃむしちゅーの上田晋也や俳優の藤原竜也など長渕ファンの有名人も、今回のライヴへの熱い思いを激白するなど、“長渕信者”の心は早くも盛り上がっている。
「ファンの人たちは熱いハートの男性が多いですからね。その思いを、勢い余っての富士登山なんかにぶつけないでほしいのですが」
というのは、富士登山経験の豊富な旅行雑誌編集者だ。
「言うまでもなく、富士山は3000メートル級の、日本一高い山。ちゃんとした経験もなくガイドなしで登山に挑むには危険きわまりない。夏場は特に、近くまで来たついでに、と軽い気持ちで登ろうとする人も少なくないのですが、みなさん富士登山のなんたるかがわかっていない」
いまや、外国人観光客にも大人気の富士登山だが、やはり短パンにTシャツの軽装で登ろうとする人もいるという。そんな、日本のことを知らない外国人と同じ過ちを、日本人も犯しているというのだ。
「雨具を100円ショップのカッパで代用するのは当たり前。スニーカーや街歩きの服装の人もいて、そのたびにガイドが注意して、レンタルなどで対応してもらう場合もあるそうです」(前出・旅行雑誌編集者)
感動が消えないうちに‥‥などと焦って登るなんてもってのほか。富士登山はしっかりと準備、計画をしてからに限るのだ。