芸能

川島なお美さんがテリー伊藤に語っていた「最愛の夫との恋愛、そして結婚」

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 9月24日、女優の川島なお美さんが胆管がんのため54歳の若さで亡くなった。

 川島さんは、10年7月に週刊アサヒ芸能の連載「テリー伊藤対談」に出演。パティシエの鎧塚俊彦氏との馴れ初めや、幸せいっぱいのエピソードを語ってくれていた。

 恋愛に奔放だった川島さん。その中で鎧塚さんは特別だったそうで‥‥。

「普通はこういうことをしないっていう例外が、いっぱい続いたんですよね。例えば、初めてのデートで男の人を自分の家に招き入れるなんて絶対しないけど、彼はすんなり私の家に来たりとかね。(中略)彼が『シナモンとココナツ君にどうぞ』って、手作りのワンちゃん用のおやつを作って来てたの。だから、『じゃあ、直接あげたらどう?』『そうします』って」

 プロポーズはフランス旅行の最中だった。

「彼が『おじいちゃんおばあちゃんになっても、こういうとこに来たいよね』って言ってくれたから、『おばあちゃんになってもお姫様だっこしてね。これ、私のプロポーズです』って言ったら、彼がポケットから取り出したおもちゃの指輪をはめてくれたんです」

 川島さんが鎧塚氏にときめいた瞬間についてもこう語っている。

「一緒にバーベキューをやった時。男ってテントを張れたり飯盒炊さんができたりしないと、どれだけお金を持っててもオシャレしててもダメだと思うんです。彼は後始末もうまかったし、そういうのを見てグッときちゃったんですね」

 これらのエピソードに、テリー氏は「川島さんのほうが鎧塚さんよりもホレてるね」と断定。これに対して川島さんは照れくさそうに「そんなことない!」と反論するのだった。

 長年にわたり、テレビや映画で美貌と知性、そして笑顔を見せてくれた川島なお美さん。ご冥福をお祈り申し上げます。

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