打率2割5分にも満たず、得点圏打率にいたっては9月末時点で2割2分ほど。昨年発覚したグラドル・小泉麻耶とのスキャンダル以降、不振に喘ぐ巨人の阿部慎之助は、チームの大黒柱としては実に物足りない成績で15年のペナントレースを終えようとしている。
「一塁にコンバートしても打撃が上向かない。そこで首脳陣の判断でいったんは捕手に戻した時期もありましたが、結果は一緒。浮かない表情を見ても明らかにメンタルが壊れたまま。やはり、あの騒動が原因でしょう」(スポーツ紙記者)
小泉騒動が収束した今もまだ尾を引いているのか、「キチンと決着がついていないのでは?」と疑うテレビ関係者も少なくない。
「小泉は日テレジェニックに選出された09年のとある番組の収録で、突然『楽屋に霊がいたから気を失った。楽屋を代えてほしい』と真顔で訴えてきたそうです。この子は気に入らないことがあると平気で口にする子なんだと回りは引いてましたよ。枕や阿部との騒動を報道で知っても、関係者は誰も驚きませんでしたからね」(民放局関係者)
CSで勝ち抜くには、阿部の活躍は不可欠。小泉の残像を振り払って、ぜひ巨人を日本一に導いてほしいものだ。