2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が薬物所持の現行犯で逮捕された。この報道に、プロ野球関係者や交流のあった有名人が続々と悲嘆のコメントを発表。ニュース番組や新聞各紙も大きく扱い、スポーツ、芸能の枠を超えた大事件となっている。
「14年3月に『週刊文春』が疑惑を報じ、その後すぐに警察からマークされたと言われていますが、実はもっと以前に名前が浮上していました。06年に元プロ野球選手の野村貴仁が薬物使用で逮捕されましたが、その際に清原容疑者も捜査対象に挙がっていたのだそうです。しかし、使用の確認がされず逮捕にはいたりませんでした」(社会部記者)
そして今回、再び捜査対象となり、徹底した下調べのもと逮捕に至ったというわけだ。
今後、薬物の入手ルートなどが調べられることになるのだが、気になるのは“芸能界薬物汚染”の実態だ。
「警察が時間をかけて捜査した理由は、清原容疑者を逮捕するためだけではありません。彼からつながる薬物犯罪者を芋づる式に逮捕するつもりなのでしょう。すでにプロ野球関係者のほか芸能人、格闘家、ミュージシャンなどの名前が挙がっていると噂されています」(週刊誌記者)
ファンを裏切る形となった清原容疑者の愚行。その代償は、決して安くはない。