三代目J Soul Brothersの登坂広臣と岩田剛典が、3月25日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)において、所属事務所の社長であるHIROから革ジャンをプレゼントされたことを明かした。登坂によると、メンバーの一人にHIROが洋服をプレゼントしたところ、全員が「いいな、いいな!」と大騒ぎに。するとHIROは私物の革ジャンを衣装ラックごと持ってきて、「そこからみんな選んでいいよ」と太っ腹な態度を見せたという。
このエピソードにHIROの豪快さを感じた視聴者もいたかもしれないが、芸能ライターはむしろ、所属事務所のLDHを支配するヤンキー体質に驚きと違和感を禁じえなかったという。
「普通の組織ならトップから『この服やるよ』と言われてもむしろ、ありがた迷惑なはず。それがLDHでは『いいな、いいな!』となるのですから驚きです。もちろんHIROにそれだけのカリスマ性があるのでしょうが、自分の所有物を丸ごと部下にあげる行為は、信頼関係を物に託すという前時代的な意識の表れ。まるでヤンキーが伝統の学ランを後輩に受け継いでいくシーンを見せられているようです」
この様子だといずれ、三代目JSBのメンバーが「この革ジャン、HIROさんにもらったんスよ~」と嬉しそうにアピールする様子がありありと目に浮かんでくる。その姿がヤンキーライフに縁のない一般人にはキモく映ってしまうことを、誰か教えてあげたほうがいいかもしれない。
(白根麻子)