●ゲスト:高木里代子(たかぎ・りよこ) 東京都生まれ。4歳からピアノを始め、慶応大学在学中から都内のライブハウス、クラブなどで演奏を開始。ジャンルに捉われないサウンドやファッションで注目を集める。2014年、ブルーノートへ出演し、世界的ギタリストのリー・リトナーなど多くのビッグアーティストと共演を果たす。15年9月、東京国際フォーラムで行われた「東京JAZZ FESTIVAL」で、大雨の中、水着姿で立ち弾きを披露し、人気が急上昇。先月、メジャーデビューアルバム「THE DEBUT!」(エイベックス)が発売。4月16日(土)には、JZ Brat SOUND OF TOKYO にて「THE DEBUT! 発売記念 高木里代子 LIVE 2016 アンコール公演」を行う。
昨年9月開催の野外ジャズ・イベントに水着姿で出演、豊かなバストと才能をアピールして大きな話題を呼んだピアニスト・高木里代子。メジャーデビューを果たし、さらに注目が高まる彼女に挑んだ天才テリーだが、そのノリのよさに圧倒され気味!?
テリー 高木さんは先月メジャーデビューしたばかりのジャズピアニストなんだね。しかも、「エロすぎるピアニスト」って呼ばれてるんだって? まあ、見ればわかるよ(笑)。
高木 アハハ、去年の9月に「東京ジャズフェスティバル」っていう、大きな野外イベントがありまして、メジャーデビューも決まっていたことから、スタッフの人と「お祭りだし、水着姿で盛り上げて注目を集めちゃおうよ」という意見が出まして。
テリー その発想、最高じゃない!
高木 最初は「ええっ!?」て驚いたんですけど、とにかく注目を集めて演奏を聴いてもらわないと話にならないから、気合いを入れて白のビキニでステージに出ていったんです。
テリー 手応えはバッチリだったでしょ?
高木 ええ、翌日、サンスポさんが「ジャズ界の乳(ニュー)フェイス」って見出しで記事を書いてくださったり、Yahoo!ニュースになったりしたので、急にTwitterのフォロワーが増えて大変なことになっちゃって。
テリー 今日も男が喜びそうな服を着て来てくれたけど、オッパイ大きいもんなぁ。何カップ?
高木 Fカップです。
テリー うっひゃー! 確かに、こんなかわいくて巨乳のピアニストが水着で出てきたら驚くよ。こりゃ、お客さんも大喜びだよね。
高木 客席、一瞬ザワッてなりましたね(笑)。その日はすごい雨で、ステージの周りは屋根もなかったんですけど、けっこう人が集まってくれて。
テリー 言葉は悪いけど、何かストリップ劇場みたいだね(笑)。水着姿に抵抗はなかったの?
高木 はい、今日着ているみたいなファッションはふだんからしてますし、もともとコスプレみたいなことも好きなんです。
テリー いいね、コスプレ好きな巨乳の娘なんて、男の夢そのものじゃない。じゃあ、それから仕事のオファーも増えたんじゃないの。
高木 はい、仕事も増えましたし、何よりジャズクラブに来てくれるお客さんがすごく増えて、それがいちばんうれしいですね。やっぱり生で演奏を聴いてもらいたいので。
テリー ということは、ライブに行ったら、こういう格好で出演してるの?
高木 さすがに水着ではないですけど(笑)、ほとんど今日みたいな感じで。
テリー いや、十分にセクシーだよ。だけど、水着でアピールして演奏するっていうのは、正統派のジャズの人から見れば邪道って言う人もいるんじゃない?
高木 いっぱいいますね。「2ちゃん(ねる)」とかすごい悪口だらけで(笑)。「ジャズをバカにしてる」とか「ブスのくせに」とか「デブのくせに」とか。
テリー ああ、そんなの読まなくていいよ。
高木 はい。でも、読んでみると音楽に関する文句は全然書かれてないから「ああ、音楽を聴いてないんだな」と思いましたし、けっこうひととおりの悪口を言われきって、私自身も満足しちゃった(笑)。
テリー アハハハ! 高木さん、カッコいいな(笑)。これからジャズ界で頑張っていこうと思ったら、そのぐらいの根性がないとダメだよな。