7月4日に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)に出演した一般人に視聴者がクギ付けとなった。
同番組は笑福亭鶴瓶とゲストが全国各地を旅していくのだが、この日は堀北真希の夫である山本耕史がゲスト出演。6月21日に堀北が第1子を妊娠したことが発表されていたのだが、そんな幸せの絶頂にいる山本に素人が正面から牙を剥いたのだ。
「今回、一行は山本がNHK大河ドラマ『真田丸』で演じている石田三成が関ヶ原の戦いの直前に過ごした岐阜県大垣市を訪れました。そこで遭遇した青年がなかなかの曲者だったのです」(テレビ誌ライター)
最初、青年は山本のことをきちんと認知しておらず、それも幸いしてか話に花が咲いていたのだが、山本が自分の名前を「山本耕史といいます」と自己紹介すると、その青年は思わず「出たぁ~」と反応。さらに「堀北真希と結婚した人ですよね? 僕、(堀北を)メチャクチャ好きだったんですよ! あのニュースを見て、全国の傷ついた男性の中の1人ですよ」と噛み付き始めた。あげくには「(真田丸で山本が)石田三成役をやると聞いた時に『ざまあ』とか思いましたからね。『やられちまえよ』って!」と、失礼極まりないほどに毒づいて見せたのだ。
この青年の変わりように山本は苦笑いを浮かべて困惑するばかりだったが、この勇気ある青年の発言に全国の堀北ファンたちは「よくぞ言ってくれた!」「堀北ファンの総意」「本人を前にここまで言えるのは逆にすがすがしい」と拍手喝采。
「一見おとなしそうな青年でしたが、目の前にいるのが大好きだった堀北を奪った憎き男とわかった瞬間、明らかにテンションが変わったのもリアルに堀北ファンだった証拠。スタッフは焦ったでしょうが、堀北ファンは彼の度胸を高く評価したようです。とはいえ、言いたいことを言った最後には『幸せにしてやってください』と山本にお願いするなど、総じて見ると普通に好青年でしたが」(エンタメ誌記者)
あわや放送事故の珍ロケだったが、山本は改めてとんでもない女性を妻にしたことを実感したに違いない。
(本多ヒロシ)