矢口真里が8月6日、アイドル界で最大級の夏フェスイベントの「東京アイドルフェスティバル」(TIF)に参加。モーニング娘。の同僚だった辻希美とともに「レジェンド」としてステージに立ち、大ヒット曲「LOVEマシーン」など3曲を熱唱した。
そんな晴れ舞台の裏側で、事務所の後輩アイドルを土下座させていたというのだから穏やかではない。世間から不貞行為でさんざん叩かれたうっ憤を後輩相手に発散でもしたのだろうか。そのてん末をアイドル誌のライターが笑いながら説明する。
「8月8日付けのブログに載っていた写真の話題が独り歩きしているようですね。それは椅子に座る矢口と辻が、地べたに正座する後輩アイドルに説教をしている様子を『先輩劇場』と題してアップしたもの。もちろんこれはおふざけで、自分たちが後輩相手に土下座している写真も掲載しており、『ロビンちゃん 後藤ちゃん 可愛い後輩ちゃん ありがとう』と、小芝居に付き合ってくれたことへの感謝も綴られていましたよ」
どうやら後輩アイドルとは和気あいあいの様子だったが、33歳の矢口がぶりぶりのアイドル衣装を着てステージに立つ姿はさすがにキツかったのではないだろうか? 実際に会場で矢口を見た芸能関係者はこう耳打ちする。
「キツいどころか現役アイドル感にみちあふれていましたよ。ステージでは満員の観客が『LOVEマシーン』のサビを大合唱し、まさに主役そのもの。楽屋の廊下を歩いている姿にはオーラ的なものすら漂っていました。やはり天下を取った経験のあるタレントは、持っているものが違うと感じさせましたね」
顔つきこそ多少老けたものの、小柄で童顔という特徴に加え、体型もさほど変化していないあたりはプロ意識の表れというべきか。普段はバラエティ番組でイジられてばかりの矢口も、この日ばかりは真の「レジェンド」として温かく迎えられ、居心地のいい一日を過ごしていたようだ。
(金田麻有)