9月24日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン」にて、明石家さんまが、毎年恒例の年末特番「さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマススペシャル」(日本テレビ系)の今後について語った。さんまは放送で、SMAPを取り巻く状況から今年の放送に関して「ないないない、もちろんないやろ」と、実現の可能性を否定した。
「解散騒動がメディアで伝えられる前に放送された、昨年の特番の時ですら、SMAPのギスギス感は一部で注目されていました。番組は生放送にもかかわらず、VTRパートが異常に長く、スタジオに戻ってもメンバー同士の絡みは、香取慎吾と草なぎ剛以外ほとんどなし。そのため、さんまが1人でしゃべり続けると言う不自然なシーンが続きました。後にさんま本人は、番組について『とんでもなくやりにくかった』『早く時よ過ぎてくれ』とラジオ番組で当時の心境を語っており、最後も『さあ、また来年!』となった際、木村拓哉は『あんのかな?』と次の収録は実現しないニュアンスの言葉を残したとのことです」(テレビ誌記者)
同番組は1995年から放送されている長寿番組で、もし今年の放送が実現すれば22回目となる。
しかしメンバーの不仲などの問題から、今年の放送は難しい状態にあるため、一部関係者の間では、SMAPの後釜に嵐を起用する動きが浮上しているという。
「さんまは過去、嵐とバラエティで共演した際、彼らの印象に関して『嵐は笑いを勉強してくれている』と絶賛しています。また今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)の深夜に放送された中居正広とのトークコーナーでも、解散の話題に関して煮え切らない態度を取り続ける中居に対し、さんまは『嵐に乗り換えるよ!?』とまで発言。さらに日本テレビといえば、『嵐にしやがれ』などで長年、嵐とバラエティを作ってきたパイプは出来上がっているので、今後はさんまと嵐による年末特番が組まれる可能性が一部で囁かれています」(芸能記者)
紅白への出演も難航しているというSMAP。はたして解散までに「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)以外の番組で、彼らの姿を見ることはできるのだろうか?
(森嶋時生)