ぱるることAKB48の島崎遥香が10月3日に行われた「バイトルNEXT」新CM発表会の中でグループを卒業することを発表した。AKBとしての活動は年内までときっぱり宣言している。
対して、世間的には活動が中途半端になっているとして名前が上がっているのがAKBグループ最年長かつ、唯一の昭和生まれメンバーである小嶋陽菜だ。
小嶋は6月開催の第8回選抜総選挙開票イベントで卒業を発表しているが、卒業時期についてはいまだ決まっておらず、最近の囲み取材でもそれをツッコまれると「いつかはします」とかなり曖昧に回答していた。
「卒業コンサートの開催日程の関係で最初に発表した卒業時期を延期せざるをえなくなった高橋みなみの二の舞を避けて、小嶋は卒業コンサートやイベントとの兼ね合いで卒業時期を調整している段階でしょう。さすがに小嶋クラスのメンバーだと卒業コンサートはあるでしょうからね。ただしAKBに興味がない層からすれば、なかなか煮え切らないように見られてしまうようです」(アイドル誌記者)
しかしファンやメンバーにとって、小嶋は卒業してほしくないメンバーであり、唯一無二のポジションを確立していると、同じくアイドル誌記者が説明する。
「おちゃらけた発言が多く、どこか抜けている印象の小嶋ですが、後輩たちに与える影響は非常に大きい。もう余裕の立場なのに失敗を恐れずトライする精神。選抜総選挙のにゃんにゃん仮面名義の出馬もそうですが、常に予想外の演出でイベントの盛り上げ役に徹しています」
先月20歳の誕生日を迎えたHKT48の兒玉遥に、45万円以上もするシャネルの高級ポシェットを渡すなど、これぞ国民的グループのお姉さんというのを象徴するようなキャラクター。総合プロデューサーの秋元康も小嶋に対しては、「30歳までいてほしい」と常々コメントしているように、運営側もなかなか手放したくない様子。このまま永久に卒業しなかったりして?
(石田安竹)