二刀流として日本ハムのリーグ優勝、日本一に貢献した大谷翔平。先日行われた侍ジャパン強化試合でも打者としてチームの勝利に貢献する活躍を見せるなど、来年3月に開催されるWBCに向けて欠かせない存在である。
長丁場のシーズンを終えた大谷は、束の間のオフに入っても千葉県鎌ヶ谷を拠点に自主トレを継続、さらにイベント出演や取材対応などで超多忙な日々を送っている。
「入団4年目の大谷の推定年俸は2億円。二刀流として大活躍した今季の成績について球団は高く評価しており、来季の年俸は1億円増の3億円を突破する見込み。CM出演料などを加味した総年俸は5億円は下らないでしょう」(球団関係者)
二刀流の大活躍により、22歳にして日本プロ野球界屈指の高額年俸者となった大谷。だが、本人は浪費することもなく、もっぱら倹約に努めているという。前出の球団関係者が大谷の金銭感覚を明かす。
「いまどきの若者ですよ。いまだに自動車運転免許も取得せずに、移動はタクシーか電車。日本シリーズ直前に中田翔の広島の実家で決起集会が開かれたのですが、そのときもお酒はほとんど口にせず、中田の娘とかくれんぼをして遊んでいましたよ(笑)。大谷自身も『物欲がないんですよ。大きな買い物は、表彰式やイベントで着用するスーツを買ったくらい』と言っていました」
将来を嘱望されながらも若くして大金を手にし、贅沢三昧の生活に味を占め、消えていくプロ野球選手も少なくないが、大谷に関しては、その心配はないようだ。