政治

トランプショック!永田町に蠢く「新大統領利権」発生で「年末総選挙」急浮上!(2)小泉進次郎氏も所属したCSISとは?

20161201b2nd

 そのCSISには日本政府からは防衛省、公安調査庁、内閣情報調査室の職員、民間ではNTTの職員などが客員研究員として所属している。また麻生氏ばかりか、安倍総理もそこを訪れ、何度も講演を行っている。政治評論家の浅川博忠氏は、トランプ側と窓口になる自民党キーマンを、

「麻生氏、進次郎氏」

 と明かすが、背景には、CSISが将来有望な若手官僚や政治家を目指す人物の、出向先や留学先となっていることがある。

「現政権でCSIS出身者の有名人といえば、自民党衆議院議員の小泉進次郎氏(35)です。現在は党の農林部会長ですが、トランプ大統領誕生で外務系に起用される可能性があります。ただし、政治家としての器がまだまだなので、大臣抜擢とはならないでしょう」(政治部記者)

 ところで永田町では来年1月の衆院解散・選挙風が吹いていたが、最近鳴りを潜めている。その理由もトランプ氏にあった。

「大統領の就任式は、来年1月20日です。政権交代という大事に、日本で政治を動かすのはまずいだろうということになりました。代わって水面下で急浮上したウルトラCが、11月解散、12月の年末総選挙説です」(前出・政治部記者)

 対立政党の民進党は代表の蓮舫氏(48)が、みずからの二重国籍問題について苦しい言い逃れに終始し、有権者の信頼は崩れ落ちた。野党転落の戦犯・野田佳彦氏(59)の幹事長登用で、党内もガタガタ。野党共闘のパートナー共産党も距離を置き始めている。また民主党政権時にアメリカは、米民主党のオバマ政権だったが、この“事変”に直面して「トランプ氏とのパイプ」はあるのか。

「それなりにはあります。今後はそこを使ってアプローチしていくでしょう。ただ、自民党のほうが明らかに太い人脈を持っています」(前出・浅川氏)

 と、どうも新大統領の利権にあずかるには心もとない。この状況での電撃選挙は、自民党にとって千載一遇のチャンス。米新政権誕生と歩調をそろえてスタートする、という意味も生まれる。

「現時点では、2月選挙が可能性として高い。『12月』は現実的ではないものの、11月中旬くらいから議員の忘年会が選挙区で始まります。そうした場で支持者から『12月』の声が高まればあるいは‥‥」(前出・浅川氏)

 トランプ氏は選挙期間中、

「在日米軍の駐留経費を100%日本に支払わせる。条件によっては米軍を撤退させる」

 と公言。これをはき違えたのが、基地移設反対の沖縄県・翁長雄志知事(66)だ。琉球新報は10日、

「トランプ氏勝利 翁長知事、異例の祝電」

 と報じた。来年2月に訪米してトランプ氏との面会も希望している翁長知事。中国の脅威が高まる中、日米同盟は気になるところだが──。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
2
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
3
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
4
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
5
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題