ドイツの有力チーム「フランクフルト」に所属するサッカー日本代表の長谷部誠が、12月22日に帰国。モデル・佐藤ありさとの結婚式に臨む。帰国直前にはチームとの契約を18年6月末まで延長し、すっかりヨーロッパになじんでいる長谷部だが、今回の結婚式に関してチームメートから奇異な目で見られることは確実だという。海外事情に詳しいスポーツライターがささやく。
「長谷部はクリスマスに結婚式を挙げますが、この日程チョイスがヨーロッパでは常識外れと捉えられかねません。クリスマスは家族と過ごすものと相場が決まっており、教会ではクリスマスのミサを行っています。そんな日にプロサッカー選手のような著名人が結婚式をすると聞いたら、チームメートはみんなビックリするでしょうね」
クリスマス当日の結婚式については欧米でも議論があり、絶対に有り得ないと憤る人もいれば、かつては若者が確実に仕事を休めるのはクリスマスしかなく、消去法でこの日を選ぶこともあったという。とは言え現代ではクリスマスを避けるのは基本的なマナーとなっている。
「ただ長谷部の場合、クリスマスを選ばざるを得なかったのが実情でしょう。欧州サッカーでは8月~翌年5月までがシーズンで、夏場にはUEFAチャンピオンズリーグの予選などもあります。そのため私用でチームを長期離脱するにはクリスマス休暇が最適だったわけです」(前出・スポーツライター)
しかも日本ならクリスマス当日の結婚式にタブーもなく、長谷部にとってはむしろ好都合だったことだろう。ともあれ結婚を機にさらに飛躍し、日本代表のロシアW杯出場に貢献していただきたいものだ。
(金田麻有)