織田氏が語る。
「古くは、深夜番組に水着で出演しているようなグラドルが六本木や池袋などのお店に勤めている噂は数多くあり、実際に行ってみると事務所にナイショで働いている本人に会えたりしてビックリしたこともあった。最近では、グラビア系の事務所が、新人アイドルに会えるお店を経営していたり、グラドルがママのガールズバーまでオープンするなど、芸能人に直接会えるシステムは珍しくなくなってきています。とはいえ、ガードが固い大手事務所となれば、話はまったく別になってくるのですが‥‥」
現役女優とのイメージビデオのようなセックスは夢か幻か。キャバクラ嬢・さおりのケータイ番号を入手し、何度かかけると、女性が出た。
──女優のSさんですね。キャバクラでアルバイトをしていると聞きました。知り合ったお客さんに「愛人契約」を持ちかけていたというのは事実でしょうか?
「キャバクラでバイトしていたことはありません。店で働いていないので男性とも親しくなっていません」
動揺する様子はなかったが、まるでセリフを言うように抑揚のない調子でキッパリと完全否定するのだった。
所属事務所にも再度Sの裏バイトについて事実確認を求めたが、担当者の不在を理由として期日までに回答をもらえなかった。
「テレビや雑誌にも出ず、それなりの生活を維持するためには芸能人でも愛人になるしかないのが実情です。現在も愛人疑惑がささやかれているのは、深夜番組でたびたび海外旅行に行っていることをバラされたKをはじめとして、ここ数年、撮影会ぐらいでしかお見受けしないTなども疑惑が浮上している。また、月に何度もゴルフする写真をブログに上げているAも、その資金がどこからくるのかはなはだ疑問です」(前出・織田氏)
Sのケースは氷山の一角ということか。
再び、B氏が語る。
「現金だけでなくブランドバッグも欲しがるなどSは物欲の塊だったが、それも全てはお金に困窮しているからだと思うと同情してしまう。少なくとも、私と連絡を取っている間は他の男が出入りしている様子はなかった。今でも、条件さえ合えば何とかしてあげたい気持ちなのですが‥‥」
まばゆいばかりのスポットライトを浴びる、芸能界のステージのすぐ隣には、深遠な暗闇が潜んでいる‥‥。