これは大スキャンダルだろう。
サッカー界の貴公子として世界中にファンを持つ、元イングランド代表のデヴィッド・ベッカムが人生最大のピンチを迎えている。
サッカー専門の暴露サイト「フットボール・リークス」に彼のEメールが漏洩したことが原因だが、その内容がファンなら「信じたくない」と目を覆いたくなるような、彼のクリーンなイメージを根底から覆すものだったから大変だ。
「英国紙の『サン』がその内容を伝えていますが、ベッカムは騎士号を叙勲するためにユニセフへの寄付を嫌々していたということなどが暴露されています。当初はユニセフへの寄付を拒否したこと、個人スポンサーが支払っているビジネスクラスの飛行機代(約90万円)まで請求していたことなど赤裸々です。また、ベッカムは2013年に叙勲を逃していますが、これに対してメールではブチ切れ、『誰が決めてるんだ、あいつら(選考者)はクズの集まり』など書きたい放題です。それ以上に問題なのは、叙勲できなかったことで『これで今年もユニセフ、軍隊、チャリティ活動に従事しなければいけない理由を与えてくれた』という内容のメールまで漏洩してしまったこと。つまり、全ては偽善。階級社会の英国らしいといってしまえばそれまでですが、とにかく叙勲目的で“いい顔”をしていたことがバレてしまったわけです」(スポーツ紙記者)
この衝撃的内容は、サッカーの盛んなフランスやスペインの新聞も大々的に取り上げ、大スキャンダルになりそうな気配だ。当然、日本にも多いベッカムファンもショックを受けたようで、「あり余るほどお金を持ってるのに自分が払ってない飛行機代を請求って‥‥」「愛妻家で家族思いのいいイメージでしたが嫌いになりました」など、好感度はダダ下がりだ。
ちなみに問題の「これで今年も~」と発言した年のベッカムの年収は日本円で約91億円。せこいこと言うなよ‥‥と言いたくなってしまうが。
(飯野さつき)