女優の能年玲奈あらため、のんが、ファッションブランドとのコラボプロジェクトのイベントに登場した際、「絵を描くのが好きなので、美大生になりたい」とコメントしたところ、ネット上には大きな反響があった。
美大受験には美術の技術力を見る実技試験があり、「入りたいなら専門の予備校に通って研鑽を積んで受験するべき」という指摘のほか、「何浪もする人もいるのに絵が好きなだけで入れるようなものではない」というものなど、否定的なコメントが多いのだ。
「確かに美大に合格するには、受験対策としての高いデッサン力や画力が必要になります。それでも近年の美大受験は、昔のように3浪も4浪もするような狭き門ではないとも言われています。のんは美大のオープンキャンパスにも行っていて、美大受験について多少研究もしているようですが、『美大に行って絵が上手になりたい』という発言が、のんの天然なイメージと相まって能天気に考えているように受け取られたのだと思います」(週刊誌記者)
夢を語るのも受験するのも本人の自由なのだが、どうやら世間の声は厳しいようだ。
(伊藤その子)