「週刊文春」の“文春砲”が、今度は吉本芸人に投下された。5月25日発売の同誌によると、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(以下、吉本)に所属していたT、M、Nと、同社養成所出身で現在はフリーの芸人Wが、一般女性のAさんに集団で襲いかかって暴行し、その画像まで撮影していたというショッキングなものだった。
吉本側は、所属芸人のヒアリングを行った結果、記事の内容を認めたため、TとMとNを解雇。暴行に加担していたとして吉本所属のOが謹慎処分となった。
あるベテラン芸能記者は「こうしたケースは氷山の一角に過ぎない」と憤る。
「実際に女性からの告発を受けたことがあります。その主要人物は、今では芸人としても家庭人としても円満と言われているXでした。文春の記事と同じように、その女性も芸人から誘われ、高級なカラオケボックスに赴いたところ、暴行を受けました。無理やり男性のシンボルを口の中に押し込まれたり、下半身に生花を突っ込まれて映像を撮られたりしました。他にも似たようなケースを聞いたことがありますが、女性は恥ずかしい画像が漏えいするのを恐れて、泣き寝入りです。一方の芸人たちは口をそろえて『合意の上』と言い、“有名人と遊べたんだからいいじゃない”という驕った考えがある。勘違いも甚だしいですよ」
記事では名前が伏せられ、吉本のホームページを見ても解雇した芸人の告知はない。現在は捜査中ということもあってのことだが、一日も早く蛮行が明らかになり、社会の制裁を受けてもらいたいものだ。