「ジャイアンツは人気の上であぐらをかいている昔の体質がいまだに変わらない。(この巨人の姿勢が)野球離れに繋がっている」
約100名の聴衆を前にまるで現場の指揮官のごとく熱弁したのは、前DeNA監督の中畑清氏である。中畑氏といえば、言わずと知れた巨人の大物OB。かつては巨人軍の主軸選手として、80年代を中心に活躍。原辰徳氏らと共に80年代の黄金期を知るだけに、その発言にはOBならではの叱咤激励が込められているのだ。
6月29日、千葉県内のホテルで開催されたトークショーに講師で招かれた中畑氏は、上機嫌でこの日も「絶好調」だった。さらに、中畑氏の発言はこれだけではない。
「由伸監督の名前こそ出さなかったものの、具体的に采配ミスを指摘し、『高校野球の延長』とダメ出し。巨人のファン離れの一因となっていると厳しく断罪していました」(聴衆の一人)
7月10日発売の「週刊アサヒ芸能」(7月20日号)では、大放言のオンパレードだった講演会の内容を詳報している。“後任監督候補”として名前が挙がる中畑氏の言葉だけに、巨人ファンは必読だ。