9歳年下の弁護士との不貞疑惑を否定しつつも、民進党を離党した山尾志桜里衆院議員(43)。しかし、このダブル不貞醜聞には、会見では明かされなかった“夫婦の事情”が隠されていたのだ。
9月7日発売の「週刊文春」に「お泊まり禁断愛」と下半身スキャンダルをスッパ抜かれた山尾氏。ダブル不貞の相手は9歳年下のイケメン弁護士・倉持麟太郎氏で、2人は都内高級ホテル、自宅マンションなどで週4回ペースで濃密な逢瀬を繰り返していたという。同日に会見を開いた山尾氏は、「男女の関係はありません」と涙ながらに釈明。それでも記者からの質問には一切答えることなく、会場をあとにした。国会では「保育園落ちた。日本死ね」の待機児童問題で舌鋒鋭く安倍内閣を追及し、一躍名をはせた“民進党のジャンヌ・ダルク”の雄弁さは微塵もなかった。
政治部デスクがこの騒動の裏事情を明かす。
「実は山尾議員は夫と離婚調停中だった。その相談相手が離婚問題を多く手がける倉持弁護士だったから驚きです」
山尾氏は「元検事」「東大卒」「元ミュージカル・アニー子役」との鳴り物入りの肩書で09年、民主党から出馬し、初当選。その後、一度は落選を経験するも、14年に再選を果たすと、16年からは党政調会長に抜擢されるスピード出世を遂げた。私生活では06年に同い年でこちらも東大出身の恭生氏と結婚、11年には第1子を出産している。
夫・恭生氏は、東大卒業後まもなく立ち上げたIT関連会社をライブドアに売却し、その後、ライブドアの役員にも名を連ねていた。しかし、06年のライブドア事件後に再び起業し、現在に至っている。
「2人の交際は大学卒業後、司法修習生時代から始まったと言われている。山尾氏は司法試験に6度失敗しながらも02年に合格し、検察官となった。しかし、ライブドア事件で恭生氏がホリエモンと連座で逮捕寸前となったため、検察内での出世の芽が断たれたと思って政治家へ転身したと言われています。また、恭生氏は2年前に会社のパートナーとの間で投資金流用ざたを起こしています。自分に火の粉が移る前に夫に離婚を突きつけ、倉持氏に走ったというのが真相のようです」(前出・政治部デスク)
出世のためには夫子も泣かすのが永田町の流儀か。