日本ハムの大谷翔平投手が今オフにも米メジャーリーグに挑戦すると噂になっている。球団側も快く送り出すといわれており、来期には23歳の若きサムライがメジャーのマウンドに立つ可能性も高そうだ。
その大谷のメジャー挑戦に際しては若すぎる年齢や英語力などいくつかの障害が予想されるが、これまでの日本人投手にはなかった問題が、現地での生活に影響を及ぼす可能性も危惧されているようだ。スポーツ系ライターが指摘する。
「プロ5年目とまだ若いことから、大谷はいまだに寮生活を続けています。そして花巻東高校でも野球部の寮に住んでいたため、体や生活がすっかり寮生活に慣れ切っているはず。しかしメジャーリーグには当然、寮などありませんから、アメリカ生活に慣れるより前に、一人暮らしに慣れる必要があるのです」
これまでもヤンキースの田中将大やドジャースのダルビッシュ有らが寮生活を送っていたが、いずれも退寮しての一人暮らしを経験している。さらに言えば2人ともメジャーに行く前に結婚しており(ダルビッシュはのちに離婚)、完全に自立した生活を送っていたのである。
「その点で大谷は、メジャー行きを決めた時点で生活を大きく変える必要があります。昨年からホリプロとマネージメント契約を結んでおり、おそらくは『チーム大谷』が彼の生活をバックアップしていくはずですが、寮生活以外の人間関係にすぐ慣れるのかは未知数。ヘタをすれば野球と関係のないところでストレスを抱えてしまい、それがプレーに悪影響を及ぼす恐れも懸念されます」(前出・ライター)
ファンの中には「変な女にだけは捕まらないでほしい」との声もあがる大谷。とにかく野球に集中できる環境を作ってあげてほしいものだ。
(金田麻有)