米メジャーリーグのエンゼルスに移籍することが決まった大谷翔平投手に、現地生活での移動方法について、周囲から不満の声が聞かれるような事態が懸念されているという。
ロサンゼルス近郊のアナハイムをホームとするエンゼルスでプレーするにもかかわらず、「アメリカ人なら誰でも持っている資格」を取得していないというのである。アメリカンスポーツに詳しいライターが指摘する。
「大谷はまだ運転免許を取得していないんです。しかしアメリカでは選手が自分で球場まで運転していくのが当たり前。現地で免許を取得することもできますが、当初は安全面を考えて自分で運転することは控えるでしょう。つまり大谷は運転手を雇うことになるはずです」
ということは、アメリカではルーキーに過ぎない大谷が、いきなり運転手付きの車で通勤するということか。そんなVIP待遇ではチームメートもいい顔をしなそうだが…。
「そこで、大谷にはぜひ、アメ車で通勤してほしいですね。カリフォルニア州には日本車があふれているものの、ここはあえてアメ車を選ぶことで、現地に馴染もうとする意欲を示せるはずです。カリフォルニア州には電気自動車メーカーのテスラもありますし、こちらもオススメです」(前出・ライター)
ちなみにダルビッシュ有投手が運転免許を取得したのは、メジャー入りしてから4シーズン後の16年初頭だった。その例を踏襲するのであれば、大谷の免許取得は東京五輪後の22年になるのかもしれない。
(金田麻有)