ロシアW杯でよもやのグループステージ敗退に終わったサッカードイツ代表だが、その原因は“夜通しのゲーム三昧”だったとして物議を醸している。
4年前のブラジル大会で圧巻のパフォーマンスを見せつけ、決勝ではリオネル・メッシを擁するアルゼンチン代表を破っての優勝を成し遂げていたドイツ代表。今大会もトニ・クロースやトーマス・ミュラー、メスト・エジルといったスーパースターを招集し、豪華なメンツで大会に臨むも、初戦のメキシコ戦でまさかの敗北を喫し、1勝2敗でグループFの最下位という失態でロシアを後にしていた。
「興味深いのは、ドイツの大手日刊紙である“Bild”が報じたゲーム漬けの実態です。同紙によれば、ロシアの合宿先で一部選手らが日本のゲーム機であるプレイステーションのソフトで朝まで遊びまくっていたとのことで、事態を重く見たドイツサッカー協会側が滞在先のネット環境を遮断したこともあったというんです。まるで修学旅行の学生と教師のようなやり取りですが、4年に1度の大舞台を控えるアスリートが本当に徹夜でゲームをしていたとすれば、勝てるはずの試合も勝てなくなるのは当然でしょう」(スポーツライター)
遠征先や滞在先ホテルで、選手たちがテレビゲームに没頭するという話は過去にも多くあるが、さすがに早朝までのゲーム三昧でネットを遮断されるというのは異例の事態だろう。遠くロシアの地まで応援に駆けつけ、自国の連覇を夢見ていたサポーターはこの報道をどのような心境で聞いているのだろうか…?
(ジェイコヴ)