月9ドラマの復権に向けて、大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)以来、27年ぶりに織田裕二(50)と鈴木保奈美(52)がコンビを組んだ「SUITS/スーツ」(同局)。米国で11年から放送されているメガヒットドラマのリメイク版で、弁護士事務所の所長・幸村チカ(鈴木)の下、どんな手段を使ってでも勝利を目指す傲慢なエリート弁護士・甲斐正午(織田)と、驚異的な記憶力を持つ青年・鈴木大貴(中島裕翔)がタッグを組んで、難解な訴訟に挑む姿を描いている。
初回視聴率は14.2%、2話目も11.1%と健闘する中、視聴率アップの切り札になる「秘策」が用意されているという。
「本来、人気ドラマの数字の鍵を握るのは、F1層(20歳~34歳の女性)ですが、『スーツ』はかつてトレンディードラマを見ていたF2層(35歳~49歳の女性)に向けて、脚本を書き直しています。『東ラブ』を彷彿させるシーンを盛り込むことでバブル世代の視聴者層を取り込み、『相棒』(テレ朝系)や『下町ロケット』(TBS系)にも肉薄したい」(フジ関係者)
その切り札となるのが、かつて視聴者をコーフンさせた鈴木の表情だった。フジ関係者が続ける。
「『東ラブ』ではカンチ(織田)とリカ(鈴木)のすれ違いシーンが目玉の一つで、ようやく出会った2人の邂逅シーンで視聴率が爆発するという法則がありました。今回その鉄則を応用し、かつて鈴木がカンチを思いながら目を半分閉じて厚ぼったい唇を半開きにした“イキ顔”のアップを『スーツ』でも披露し、再び視聴率獲りを狙っています。当時、その顔芸だけで脱ぎもせずに色気のある女優の代表格になっただけに、五十路になってますます妖艶になった彼女の“イキ顔”は往年のファンにはたまらないはずです」
織田と鈴木のカラミが増えれば増えるほど、視聴率を稼いだ伝説はフジ局内でも根強いものがあるようだ。鈴木も来るソノ時に向けて、すでにエロスボディを整えているというが、
「ヨガやジャイロトニック(水泳や太極拳などの動きを取り入れたエクササイズ)で汗を流し、20代の頃とスタイルはほとんど変わっていません。食生活にもストイックなほどこだわっていて、肌に悪い食品は食べないなど、今でも節制を続けているそうです」(芸能プロ関係者)
人妻になっても色あせない、妖艶になった“イキ顔”を見逃さないため、録画して永久保存版にしておくべきだろう。