3月5日に放送されたTBS系「有田哲平の夢なら醒めないで」で、松本莉緒が、かつて芸能界の実力者に強要された“アラブの王族”への怪しげな接待について明かしたことが話題だ。
「要は、石油王に肉体を献上してこいということと理解し、怖くなった松本は『非常階段から逃げた』とのことでしたが、『そんなことで仕事をもらわなきゃいけないなんてしょうもないし、精神崩壊した』とも語っていました」(テレビ誌記者)
いくら何でも国内で石油王への接待などあるのかとお思いかもしれないが、これを荒唐無稽の与太話と言えない、こんな前例が日本の芸能史にはある。
「1988年に艶系女優としてデビューし、すでに今は引退しているMです。華やかな美貌と日本人離れしたメリハリボディで人気者となった彼女が、90年代になって週刊誌上で、東南アジアのボルネオ島に存在するイスラム教国・ブルネイの当時の皇太子の強い希望で、“一晩500万円”で夜のお相手をしたと告白して大変な話題になりました。ブルネイは、石油や天然ガスなどの天然資源の豊富な国で、皇太子は、まさに“石油王”と呼ぶにふさわしい存在でした」(芸能記者)
しかも、松本を精神崩壊に追い込んだ、こうした芸能界の闇は今も存在するという。
「日本人のグラドルや艶系女優はアジア圏で人気が高く、現在は中国人富豪が彼女たちを“爆買い”している実態があり、パイプ役の怪しげなコーディネーターが急増しているんです。日本でビジネスを展開する中国人富豪が集うパーティーの二次会などでグラドルの“一晩いくら”が競りにかけられ、100~200万円の札束が飛び交っているという話です」(芸能プロ関係者)
決して作り話などではないのだ。
(露口正義)