ミラノ、ロンドン、パリ、ニューヨーク─。世界各地でドミノ倒しのごとく外出禁止令が発動!人気のない繁華街の光景はまさにゴーストタウンそのものだ。もはや東京も風前の灯。テレビや新聞が報じない場所でも「悪夢のコロナ」が制圧。そんな首都の「今」を緊急レポートしているのが、3月31日発売の「週刊アサヒ芸能」だ。
小池百合子都知事が緊急会見を開き「感染爆発の重大局面にある」として、不要不急の外出を控えることを都民に要請したのは去る3月25日夜のこと。併せてこの日の新たな感染者41人を発表し、東京が北海道を抜き、全国1位の感染者となったことが判明。
さらに、3月29日には、68人の感染が確認され、5日連続で東京では、新しい患者が40人以上に上ったこともわかった。
今後も感染者が増え続けるなどの状況によっては、都市を封鎖する“ロックダウン”なる強力な措置がとられる可能性も出てきた。都庁詰め記者が解説する。
「“ロックダウン”とはいえ、日本の場合は、基本的には外出の自粛やイベントなどの制限などが行えるが、海外のように外出しただけで罰金を科したり、電車・バスなど公共機関の停止などまでは行えません。オーバーシュート(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)など、おどろおどろしい横文字を使うことでインパクトを打ち出すのが小池流だと評価する記者もいましたが、反対に、東京五輪の開催延期が決まったとたんに感染者が急増したことを不審がる者もいましたね」
そうした状況の裏側で、首都のナイトエコノミー業界も大打撃を受けている。高級クラブを皮切りに風俗業界、果ては贔屓客の中にも感染者が出るケースも…。健康被害のみならず経済的損失も果てしない勢いの「首都に猛威を振るう新型ウイルス」の「見えない恐怖」の全貌を、3月31日発売のアサヒ芸能4月9日号が詳細にレポートしている。